最近、「グルーポン」、「フラッシュマーケティング」というキーワードとともにギャザリングとかGILTなどの会員制ブランドセールサイトなども注目されています。それらの違いがいまいち明確ではなかったので簡単にまとめてみました。
どれも決して新しいサービスではないけれど、既存のビジネスにソーシャル性がプラスされたモデルと言えると思います。ベースとなるモデルは違いますが、誰かに伝えたくなる効果(Buzz)や、みんなでお得な体験をしようというソーシャル性が共通といえます。特にグルーポン系サービスはツイッターなどのリアルタイム性がプラスされ、拡散効果がより高いと言えるでしょう。
・ギャザリング:共同購入+ソーシャル性
・会員制セール:お得意様セール+ソーシャル性
・グルーポン:タイムセール+ソーシャル性
グルーポンの例を見るまでもなく、インターネット上のサービスは参入障壁が低いため、すぐに模倣されてしまいます。グルーポン系サービスは現在50社近くが乱立していますが、いずれ淘汰されるでしょう。現に会員制ブランドセールではGILT、グラム―ルセールス、B4Fなどに集約され、日本でもデジタルガレージなどが設立したブランディッシモもサービスを停止しています。
経営側からみてみるとギャザリングや会員制セールは在庫ビジネスであり、仕入れルートが肝と言えます。その点グルーポンはサービスの仲介なので多額の資金は必要なくローリスクなビジネスと言えるでしょう。
特にグルーポンの登場はアパレルや家電などに限られていた割引を飲食店やエステなどリアル店舗と連動させたのが消費者に受け入れられた理由だと思います。
これからもソーシャルメディアを活用した新しいサービスが登場し、我々の生活が豊かになることを期待しましょう。
ではでは。
そうそう、会員制サービスを研究しているとツイッターでつぶやいたら、こんなレスをもらいました。
うれしいですね。どちらも応援したいです!
GILT:
グラムール セールス:
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