2010年9月16日木曜日

学歴ロンダリングについて 

今週の週刊ダイヤモンドに気になる記事があったので読んでみました。




気になったのは「驚愕の学歴ロンダリング」という記事です。学歴ロンダリングとは大学院を利用して最終学歴を難関校に格上げすることです。例えば、大学入試時代、東大に入れなかった人が比較的ハードルが低いと言われる大学院入試で東大大学院の肩書きを入手するようなことです。

正直この言葉を聞くと不快感というか残念な気持ちになります。なぜならば実際、大学院に入学し、そこを卒業するわけなのでロンダリングではないと思うのですが一般的にはこれを学歴ロンダリングと言うようです。

確かに一流校と言われる大学のブランドには様々なメリットがあると思います。しかし、肩書き目当てで入学する人はごく一部だと思います。特に僕のように30代の人間は学ぶ事に価値を認めて入学してきています。学歴ロンダリングとかいう人は実際大学院で学んでみればいいと思います。学歴が欲しいという目的では決して続けることはできないと思います。

僕自身、20代の頃は学歴コンプレックスもありました。しかし、学歴があったら今と違う人生だったかというとそれほど変わらないと思っています。社会に出てからはいくらでもチャンスがあるし、最終的に社会とは人と人との営みであるわけだから、人間性やコミュニケーションの方が重要です。

最後に大学院(ビジネススクール)に通うものとして言わせてもらうと、社会に出てからの学習はとても刺激的です。自分の人生を切り開く分水嶺になる可能性がありますので是非学ばれてはいかがでしょうか。

1 件のコメント:

  1. 学歴があれば就職/転職活動で面接に進める確率は上がると思いますが、実際に職場で活躍できるかどうかは別問題と考えます。
    かくいう自分はその点で得をした組ですが、転職を三回も繰り返すと、学歴よりもそれまでに自分が成し遂げてきたことの方が評価対象になっているように思います。

    それにしても、社会人中心だと勉強に対する意識が高い人ばかりなので、自分を見つめ直すきっかけにもなっています。

    残る3半期を実のあるものにすべく、前期よりもネジを巻いて授業に臨みます。

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