2010年11月18日木曜日

第4回事業創造カフェ参加しました

昨日成長縁大学「第4回事業創造カフェ」というセミナーに参加しました。きっかけが何かは忘れてしまいましたが、多くの気づきが得られました。これも何かの縁ということで主催者の方には感謝申し上げます。

それでもやはりベンチャーが必要
さて、講演は元ライブドア社長の平松氏の話から始まりました。アメリカの宇宙ステーション開発は国家プロジェクトではなく、民間でやっている。さらに民間というのはボーイングやGEといった巨大企業ではなく、社員100名前後のベンチャー企業が担っているという話でした。翻って日本では民間といっても三菱重工のような超巨大企業が一部を担っている程度です。さらに驚いたのは投資するのはインベストバンクではなく、資産を持つ個人が投資しているという事です。

僕はこの話を聞いて「アメリカの底力はここにある」と思いました。起業家がベンチャーを創設し、そしてその起業家が次の起業家に投資をする。こういったサイクルが出来上がっているからベンチャー企業がタケノコのように次から次へとでてくるのだろう。その中からグーグルやフェイスブックのような企業が出てくる。まさにイノベーションのサイクルだと感じました。日本ではベンチャーに対する価値観やリスク許容の問題があり、このようなサイクルが生まれにくいが、それでもやはり起業家精神を持ってチャレンジする人が増えれば日本も元気になるのではないかと思いました。


そしてオウケイウェイブ兼元社長からはたいへん熱い話を頂きました。 
■予定調和・自己未来予測
これは非常に大切な考え方で、すべては自分が思った以上にはならないということです。将来こうなるだろうと考えなければ、それは実現しない。つまり、最初から~できないと考えるのではなく、~できると考えなければならない。このような思考を持たなければならないということです。

すべてをさらけ出す
そして、兼元さんに初めてお会いして感じたのはなんてオープンなんだろうという事です。意見や笑い方すべてがオープンなのです。そこで僕が感じたのは「すべてをさらけ出すことで自分を変えることができるのではないか」ということです。兼元さんは自分の小学生時代のいじめの体験やホームレスの経験などすべてをさらけだしてます。もし自分が同じような経験をしていたら恥ずかしいし、周りの評価を気にして絶対公表しないと思います。そう言った小さなプライドのようなものを捨てて、もっと大きな視野、目標を掲げた時、今まで見えなかった境地が見えるようになるのではないかそう思いました。そしてこのオープン性が兼元さんの人間的魅力だと感じました。

■とにかくやる
起業する際にどのようにチームメンバーを増やすのか?と質問した際、自分は命を掛けてもこれをやりたいと思う事。そして、片っ端から声を掛けろといわれました。100人に一人の確率ならば、1人に断られたら99分の1になるのでそれは前進になるからとアドバイスを頂きました。とにかくやる。とりあえず旗を立てろ。と熱い言葉を頂きました。

その後ワールドカフェ形式で「グーグルを超えるサービス」をテーブルディスカッションを行いました。偶然か必然か一緒になったメンバーの方にも恵まれ、たいへん有意義な議論ができました。今年も様々なセミナーや勉強会に参加してきましたが、参加者の志も高く、すばらしいイベントでした。次回また参加したいと思います。

では。


事業創造カフェは月一でイベントをやっているようなので興味のある方はぜひ。
▼こちら
http://www.seichoen.net

1 件のコメント:

  1. セミナーの参加ありがとうございます。
    まず旗を立てましょう!
    がんばりましょうね。応援していますよ。

    兼元謙任

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